ペット資格の難易度を独自に調べて評価してみた

      2019/08/02

ペットの資格難易度

 

 

何か資格を取得しようとするときに、費用や受講期間、サポート制度の有無など気になる点は多いですよね。

中でも気になるのはその資格が取得するのにどのぐらい難しいかという難易度

 

ペットの資格は現在数十種類以上存在しますが、一概にペットの資格と言っても数ヵ月で取れてしまう簡単なものもあれば、資格取得までに数年以上掛かるものもあります。

同じペットに関する資格でも職種によっては勉強量や勉強期間も大幅に変わってきますので、自分が目指す資格の難易度は事前に知っておくようにしましょう

 

ここでは特にペット業界の中でも人気の高い資格の難易度を私なりに調べてみましたので、興味のある方は是非参考にしてみて下さい。

 

トリマー 難易度★★★★☆

 

数あるペット職種の中でも1・2位を争うほど人気が高いトリマー。

 

トリマーは単なる知識の面だけではなく、グルーミングやトリミングなど技術に伴う部分も習得する必要があるので、比較的難易度は高いです。

中でもカッティングの技術に苦戦する人は多く、一般的な技術を習得するまでには少なくとも半年以上は掛かると思った方がいいでしょう。

 

知識面で主に学習する範囲は主にペット社会学と美容学の2つで、こちらは2〜3ヶ月ほどあればある程度の知識は網羅できます。

知識面と技術面の両方合わせておよそ7~10ヶ月ほどあれば資格取得できる範囲のレベルまでの上達は見込めるでしょう。

 

ただ、トリマーの世界は技術がものをいうので資格取得や就職はゴールではなく、むしろスタート地点です。

指名されるかされないかは技術力の違いで決まりますので、就職してからも常に技術力を磨き上げることが大切です。

 

一流と言われるレベルまで技術を身につけるには、数年以上の鍛錬を覚悟しておきましょう。

>>トリマー資格を取得するのにお勧めな通信講座は?

 

動物看護士 難易度★★☆☆☆

 

動物看護士は覚える学習量自体はそこまで多くありませんが、覚える用語は専門的なものばかりなので初めて勉強する方にとっては中々取っつきにくく感じられます。

解剖生理学、内科学、臨床検査学など単語を見るだけでゾッとされる方も少なくないでしょう。

 

難しい内容もありますが、最近では図解などで分かりやすくかつ楽しく勉強できる教材も増えてきているのでスムーズに勉強しやすいです。

なので、専門的な分野なので教材の分かりやすさは重要で、どこのスクールや通信講座で学ぶかによって難易度も変わってきます。

 

動物看護学はどのペット業種においても役に立つ知識なので、動物看護士を目指していない人でも資格を取得しておいて損はありません。

学習期間は大体4~5ヶ月ほどあれば取得を目指せる範囲レベルまで到達するでしょう。

>>動物看護士の資格を取得するには

 

動物介護士 難易度★★★☆☆

 

動物介護士は動物看護学も学習範囲に含まれており、加えて介護学やトレーニング学も範囲に入っているので動物看護士の資格より覚える量は多いです。

 

「動物介護士でトレーニング学?」と思われる方もいるかもしれませんが、動物介護には正しい足の運び方やしつけ方法と言ったトレーニング学が欠かせないため動物介護士でも覚えなければなりません。

動物看護士より覚えることが多い分資格の価値も高いので、動物介護士の資格を取得する方が実は多いです。

 

動物専門学校や通信講座によっては、1つの講座で動物看護士と動物介護士の両方の資格を取得できるところもあったりします。

>>動物介護士の資格を通信で取得するならどこがおすすめ?

 

ペット販売士 難易度★★★★☆

 

ペット販売士は、安全にペットを管理出来るように動物看護学、犬種それぞれの特徴を把握しておく犬種標準学、経営のノウハウを必要とするペット経営学などとにかく覚えることが多いです。

ペットそのものに対する知識とお店を経営する知識は全く別物ですので、資格取得にもそれなりの時間が掛かります。

 

海外ではペットショップを通さずブリーダーを経由してペットを取引することが多いです。

対して、日本ではペットの購入はペットショップを通すのが基本ですので、ペット販売士はペットビジネスにおいても需要はかなり高いです。

 

また、ペットブームに伴って動物を飼う世帯数も年々増加傾向にあり、それに伴いペットショップの店舗数も増えつつあります。

最近では猫の世代での飼育数が犬の飼育数を上回ったこともあり、犬だけではなく猫の販売知識を身につけておくと仕事にも役立てられるでしょう。

 

ハンドラー 難易度★★★★★

 

ハンドラーは民間で取得可能なペットの資格のなかでは最難関のレベルを誇ります。

今まで挙げてきたペット職種は通信講座でも資格を取得することは可能ですが、ハンドラーはスクールに通うか団体に所属しなければ資格も取得できません。

 

座学ももちろん必要ですが犬を意のままに操る技術がものを言う世界なので、とにかく訓練を積んで技術を磨いていくことが大切です。

また、ハンドラーには5つの階級があり一番最上級の資格は55歳以上の人でなければ目指すことすら出来ないので、仮に最高峰の技術を身につけていたとしてもトップに登り詰めることは出来ません。

>>ハンドラーの資格を取得するには

 

資格取得を考えているなら

 

ペット資格の難易度はその分野の学習量や覚える用語の難しさなど以外にも、選択するスクールや通信講座によっても変わってきます。

選んだスクールや通信講座のカリキュラムやサポートが不十分の場合、資格取得までの道のりも長くなってしまいその分取得も難しくなってしまいます。

 

なので、スクール選びは十分慎重に行うようにしましょう。

 

ペットに関する資格が取得できる会社はたくさんありますが、個人的にお勧めしたいのは「たのまな」か日本ケンネルカレッジです。

どちらも通信講座ですが両社ともペット教育業界の中では安定している会社で、スクール並みに手厚いサポートがあり、尚且つ取り扱っている講座も多数存在します。

 

上記に挙げたペット職種も、ハンドラー以外はこの2つの会社で目指すことは出来ますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

 

たのまな(ヒューマンアカデミー)

たのまな
通信講座でペットの資格取得を考えているならほぼ間違いないと言っていいのがヒューマンアカデミーのたのまな「ペット講座」。講座の種類は約20種と豊富にあり人気のあるトリマーや動物看護師から、キャットシッターやペットロスといった需要の高い職種までその講座は色々!初心者の方にお勧めしたい会社です。

 

日本ケンネルカレッジ

日本ケンネルカレッジはペット専門の通信教育会社であるのと同時に、動物専門学校のつくば国際ペット専門学校が運営しています。専門学校での指導経験を生かした内容が通信講座にも反映されていますので、その講座内容はお墨付き!

 

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