JCSA認定資格の気になる信頼度は?
2019/08/01
ペットの資格のほとんどは民間の団体が認定を行う、いわゆる民間資格となっています。
民間資格の場合、資格を発行している団体が業界でどのぐらいの地位に立ち、資格の効力はしっかりあるのかがポイントです。
JCSAはペットに関する民間資格でありますが、その信頼性はあるのでしょうか。
日本キャリア教育技能検定協会が認定
JCSAとは「JApan Career education Skills test Assosiation」の略語で日本キャリア技能検定協会という団体が認定を行っています。
ペット業界の人材の育成と進出を目的に設立された協会で、本拠地は東京都の千代田区に構えています。
資格の認定のみに留まらず、会報誌・書籍の発行やシンポジウムの開催などペット業界でも幅広い活躍をしています。
中には協会を設立するだけで活動を行っていない団体も存在するので、しっかりと社会活動を行ってペット業界に貢献しているのは十分信頼できるといえるでしょう。
資格を取得するには試験を受けなければなりませんが、試験には一般試験と認定試験の2種類が存在します。
一般試験は年に1回開催され普通の試験と同様に合格点数を目指し、
認定試験は所定のスクールや通信講座の基準をクリアした状態で修了した場合合格と認定されます。
資格の種類
JCSAで取得できる資格は以下の通りです。
・老犬介護士
・動物看護士
・ドッグトリマー
・ドッグトレーナー
・ドッグブリーダー
・ドッグヘルパー・シニアドッグヘルパー
・ディスクドッグトレーナー
・アジリティドッグトレーナー1級・2級
※上記の一覧は2019年時点の公式ホームページを参照したもので、今後増減する可能性はありますのでご了承ください。
ご覧の通り、ペット職業で人気の高いトリマーやトレーナー、動物看護士、動物介護士といった人気ある資格は一通り取得することが出来ます。
その他のディスクドッグトレーナーやアジリティドッグトレーナーといった資格は他の協会にはあまり見かけない珍しいライセンスです。
ディスクドッグトレーナーではフリスビーに関する知識や技術を学ぶことが出来て、アジリティドッグトレーナーでは障害の中犬を訓練するドッグラン競技の技術を身につけられます。
JCSAでは人気のある資格からマニアックなものまで幅広い講座を取り揃えているのです。
日本ケンネルカレッジが加盟
様々なスクールや通信講座がJCSAに加盟していますが、一番有名なところだと日本ケンネルカレッジでしょう。
日本ケンネルカレッジはペット資格の通信専門校で、スクールに通わなくても自宅でもペット資格の取得を目指せます。
通信講座でJCSA認定の資格を取得しようとするのであれば私が知る限りの範囲内では日本ケンネルカレッジだけですので、通信でJCSAの取得を考えているのであれば迷わずケンネルを選ぶといいでしょう。
ケンネルのカリキュラムは働いている方や中々時間が取りにくい方には打ってつけの学習スタイルで、幅広い層から支持を得ています。
教育カリキュラムやサポート制度が万全に整っているので、スクールに通おうと思っている方にもお勧めです。
また、通信講座でありながら少人数で実実技を学べられるスクーリング制度も用意されています。
なので、どうしても通学制じゃないと不安という方でもスクーリング制度を利用すれば、その不安な部分を補えて学習を進めていくことができるでしょう。
ケンネルについてもっと詳しく知りたい方は下記をご参照ください。
その他のペット認定資格
ペットの認定資格はjcsa以外にもあります。
色々な認定資格が数多く存在しますが、中でも注目したいのはJPLA(日本ペット技能検定協会)です。
JPLAはペット業界では古くから知られている団体で20年以上も前に設立されています。
全国の動物分野専門のスクールを傘下に置いており、研修施設は全国に何と100ヶ所以上も拠点を構えています。
認定されている資格は全部で20種類以上存在し、キャットシッターやペットロスケアアドバイザー、ペットビジネスコンサルタントなどの一風変わった種類のものも取り揃えてあります。
JPLAに加盟している会社の中で一番有名なのはヒューマンアカデミーの「たのまな」でしょう。
たのまなも日本ケンネルカレッジと同様に通信講座であり、ペットに関する講座は約20種類と業界でも最大の講座商品を扱っています。
JPLAはJCSAにも引けを取らない認定資格ですので、興味がある方はたのまなのペット講座も一緒にチェックしておくといいでしょう。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
日本ケンネルカレッジ