ペットショップで働くためにするべきこと
2017/10/15
自分の好きなこと(もの)に携わりながら仕事が出来たら、嬉しいことこの上ないでしょう。
動物好きや自宅にペットを飼っている方の中には、ペットショップで是非働きたいという人は多いと思います。
自分の大好きな動物たちに囲まれながらペット販売士として働くことが出来れば、毎日の仕事もきっと退屈しないでこなすことができるでしょう。
ペットショップの仕事内容
ペットショップではペットたちの身の回りの世話から、お客さんへの販売接客、商品管理やお店づくりなどの業務があります。
一番大切なのはやはり動物たちそのものですので、怪我や病気に掛からないように細心の注意を払いましょう。
ペットの世話では、健康に気を配った給餌(エサやり)や、鳴き声や排泄物を確認して健康に変化はないか日々チェックを行います。
身体にノミが付いていたりすると不衛生で健康に危害を及ぼすことがあるので、
身体を洗ったり毛並みを整えるグルーミングやショップスタッフが携わることもあります。
動物を管理する飼育ケースも汚れていると病気に掛かる危険性があるので、ゲージをしっかり消毒して綺麗に清掃するのも大事な仕事の一部です。
販売接客では、ペットを単にお渡しするだけではなく、お客さんに犬の特徴や習性などをきっちり説明できなければなりません。
初めて動物を飼うお客さんは特に何も分からない状態ですので、質問にはしっかり答えて飼育時のアドバイスなども出来るといいでしょう。
商品管理などの経営ノウハウも、ペットショップ店員には外せないビジネススキルです。
いくらペットが清潔で健康状態が良く知識もたくさん身につけていたとしても、お客さんがお店に来なければビジネスとしては成り立ちません。
お客さんがしっかりと入るように、POP製作・レイアウト調整によるお店づくりや、チラシやネットで集客を見込む販売促進をしていく必要があります。
また、近くのショップにはいないペットを入荷するなどの仕入れ管理も大切な役目です。
ペットショップで働くためには
飼育管理・営業・販売、これらの知識や技術を身につけることで初めてペットショップの店員として活躍することができます。
ペットショップ店員は絶対に必須という資格は今のところないので、資格や知識がなくても働くことは可能です。
しかし、お客さんからしれみれば全く知識もない店員が管理するショップで買いたいかと聞かれれば、ほとんどの方がノート答えるでしょう。
お客さんへの信頼を得るためには知識や技術を証明するためのものがやはり必要と言えます。
お店側としても、資格を持っている方と持っていない方では採用率は歴然で、資格を所持している方が採用率はやはり高いです。
ペットショップで働くのに必要な能力は、ペットの健康状態を把握する動物看護学、お客さんに動物の特性を説明する知識(犬種標準学やペット社会学etc)、
仕入れや販売促進に必要なペット経営学。個人的には以上の3つの能力は最低限必要なものだと考えています。
加えて、ペットをケアするトリミングや美容学の知識・技術があれば尚いいでしょう。
資格を取得するのにお勧めの講座
ペットショップで働こうと思うのなら先ほど述べた能力を身につけるのが一番ですが、勉強をするにも色々な講座があります。
個人的にお勧めなのが、たのまなの「ペット販売士」講座です。
たのまなのペット販売士講座では、先ほど必要な知識と述べた動物看護学、ペット経営学、犬種標準学、ペット社会学が全てカリキュラムに含まれています。
「ペット販売士」という名前の通りペットショップで働きたい方のために作られた講座なので、ペット販売士を目指す方の多くがこの講座を受講しています。
資格も「ペット販売士」と「小動物看護士」の2つのライセンスが取得出来るので、知識の証明にも大変役立ちます。
色々なペット講座を探している私でも、これ以上ペットショップに役立つ講座はないと思うので、ペットショップで働きたい方は是非受講してみることをお勧めします。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
日本ケンネルカレッジ