ペットロスの資格を取得するならどこがオススメ?
2019/07/31
今の日本社会でペットは家族と例えられるほど大切な存在です。
大切な存在であるが故に、飼っていたペットが事故や病気、寿命などが理由で亡くなって一生の別れになってしまったら、残された人たちは深い悲しみを背負うことになります。
飼っていたペットを失うことはペットロスと呼ばれており、悲しみのあまり心に病を負って精神疾患にまで陥ることを「ペットロス症候群」と呼びます。
ペットロス症候群はペットの需要が増えてきた2000年代から問題視されており、10人に1人はペットロス症候群を患っているというデータもあるぐらい深刻な問題です。
現代社会ではペットを飼育する世帯が増加していることからも、ペットロス症候群をメンタル学術的に処置を施すペットロスケアカウンセラーやペットロス療法士と呼ばれる人材が今注目を浴びています。
ペットロスの資格について
ペットシッターやトリマーといった職種は人が犬に対してケアや施術を行うので、大抵の資格はペット業界に関する団体が資格を認定しています。
対して、ペットロスはカウンセリングを行う人はペットを亡くした人を対象にケアをするので、ペットではなく人に関する資格として心理業界に関する団体が資格認定をしています。
なので、資格のカテゴリー的にはペット系の資格というよりかは心理系の資格として分類されています。
資格の取得もペットスクールや動物専門学校ではなく、心理系の学問を提供している学校で目指すことになります。
ペットロスケアの資格認定をしている有名な心理団体に日本学術会議協力学術研究団体「メンタルケア学術会」があります。この団体は2006年に発足されてその年に活動を開始し、内閣府から特別の機関として認証されており公的学会にも指定されています。
メンタルケア学術学会が認定しているペットロスの資格には、「ペットロス・ハートケアカウンセラー2・3級」と「アニマル・ペットロス療法士」の2つがあります。
2つの資格に大きな違いはありませんが、ペットロス・ハートケアカウンセラー2・3級の方がより初心者向けのライセンスとして位置づけられていますので、初心者の方はまずはこちらの資格を取得することから始めた方がいいでしょう。
一方、アニマル・ペットロス療法士では「ゲシュタルト療法」などより専門的な心理学の知識を身につけられます。
ペットロスの資格は「たのまな 」で
先ほども述べたように、ペットロスは心理系の資格に該当しますので動物専門学校などのペットに関する業界ではなく、心理系の講座を扱っている会社で選ぶことになります。
ペット専門通信講座で多数の資格の取得が可能な日本ケンネルカレッジでもペットロスを学べる講座は存在しません。
心理学は人気のジャンルなので心理系の講座を取り扱っている会社や団体は多数存在しますがの中でも特にお勧めなのがメンタルケア学術学会です。
メンタルケア学術学会が認定する資格は通信講座の「たのまな」と連携をしているので、たのまなの講座を受講することで資格取得できます。
トリマーや動物看護師など人気のあるペット職種の資格を取得できるたのまな ですが、ペットロス資格の取得も可能で下記3つのペットロスに関連する講座を設けています。
・ペットロス・ハートケアカウンセラー講座
・アニマル・ペットロス療法士講座
・ペットロス療法士総合講座
上2つの講座はそれぞれの資格の名称に関連づいた講座であり、ペットロス療法士総合講座はペットロス・ハートケアカウンセラーとアニマル・ペットロス療法士のWライセンスが取得可能です。
総合講座はそれぞれの講座を単品で受講するよりも11,000円もお得になるので、両方の資格を取得したい方は総合講座を受講するのがいいでしょう。
どの講座も忙しい社会人の方にも配慮したカリキュラムになっており、1日10分の隙間時間を利用した学習ペースでも勉強しやすい内容になってます。
もちろん資格はただの趣味のレベルではなく履歴書に書けて就・転職にも役立つものなので、ペットロスカウンセラーとして働きたい方は是非取得を目指してみるといいでしょう。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
日本ケンネルカレッジ