キャットシッターの資格を取得するには
2019/07/31
シッターという職業にはドッグシッター、キャットシッター、ペットシッターなど色々な名称があります。
人間の赤ちゃんの面倒を見るベビーシッターなんかもありますよね。
同じペットに関するシッターなのに何故こんなに種類があるのか疑問に感じる方も多いかと思いますが、単に動物と言っても犬と猫では生物学的には全く違う生物に分類されます。
ドッグフードやキャットーフードのような専門食品があるように、ペットシッターのお仕事もそれぞれのペットに対してより専門的な知識を持つ人が必要だと近年見直されてきています。
その結果、これまでは単なるペットシッターとして一括りにされていましたが、それぞれのペットに特化した「ドッグシッター」や「キャットシッター」という名称の専門の資格が誕生しました。
なので、もし猫専門のキャットシッターとして働きたいと思っている方はペットシッターやドッグシッターといった資格を取得するよりも、キャットシッターの資格を目指すのがいいです。
猫をシッターに預ける人は犬と比べて少ないので、キャットシッターよりもドッグシッターの方が現状では働き口が多いです。
しかし、近年になってから猫の飼育数が犬の飼育数を上回ったことからも、猫の市場はどんどん拡大してきており、キャットシッターの需要も今後どんどん高まっていくことになるでしょう。
実際、人が多い都内ではキャットシッターに預けようとしても満員で預かることが出来ない状態が発生しており、求人を募集しているお店も多々出てきているようです。
まだまだ人口の少ないキャットシッターなので、自分で独立開業を目指してみるのも面白いかもしれません。
キャットシッターの資格について
先ほども述べたように、昔は猫に関するシッターの資格もペットシッターとして一括りにされていましたので、キャットシッターという猫専門の資格はありませんでした。
ペットについて学ぶといっても大抵は犬メインの学習ばかりで猫に関して学べることはほとんどなかったです。
そのような時代の中、猫の生態から美容や看護まで、猫に関する知識をすべて学べる講座が2013年の末に誕生されました。
それはヒューマンアカデミーが運営する通信講座専門サイトたのまなの「キャットケアスペシャリスト講座」です。
キャットケアスペシャリスト講座とは?
キャットケアスペシャリスト講座は、キャットシッターを目指す方にとってまさにうってつけの講座であり、講座を修了することで猫専門の知識を身につけた証として講座を修了することで「キャットシッター」の資格を取得することができます。
講座の教材テキストのボリュームは600ページ以上、資料DVDは全5巻と勉強量はかなり多めで、内容は看護学、介護学、美容学、繁殖額、生態学などさまざな学習分野を網羅しています。
大変な分、講座を修了できればその名の通り猫のスペシャリストとして幅広く活躍できることでしょう。
また、このボリューム量でありながら費用は89,000円と10万円以下なのも魅力的です。
ペットスクールで他の動物関係の資格を取得すれば、少なくとも50万は掛かることが一般的なことを考えると、
1/5ほどの費用で受講できるのは通信講座ならではのメリットといえるでしょう。
資格は一般社団法人日本ペット技能検定協会というペット業界では名の知れた団体が認定しているので、就職の際にも大いに役立てられます。
実際にたのまなでキャットケアスペシャリスト講座を受講した方の中には、保護猫カフェで働いている方やペットサロンで働いている方もいます。
また、中には独立開業して自分でお店を持って働いている人もいるそうです。
将来的に、自分で猫カフェやキャットサロンを経営したいのであれば、ペットシッターではなく猫専門ライセンスのキャットシッターを持っていた方がお客さんからの信頼感も得やすく経営上でも有利に立てます。
猫に関するお仕事は基本的に資格の有無は求めらることはありませんが、一般企業に就職するにしても独立開業するにしても個人的には資格は絶対取得しておいたいいと思います。
猫の森のキャットシッター育成講座
キャットシッターの資格が取得できる講座はたのまな以外でお勧めなのは「猫の森」です。
猫の森は東京都内の猫専門のペットシッターサービスを提供している会社で、
実際のペットシッターサービスの他に育成講座もキャットシッターの育成講座も提供しています。
猫の森の代表取締役を務める南里秀子さんが自ら直接指導をしてくれており、
南里さんはこれまでに述べ5万匹以上の猫のシッターに携わり持つまさにプロフェッショナルとも言えるほどの経験をお持ちです。
猫の森はたのまなとは違いスクールなので費用も受講の制限なども色々とありますが、
興味が出てきた方は是非一度調べてみるといいでしょう。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
日本ケンネルカレッジ