ペットショップで働くのに必要な資格って?
2019/08/01
ペット好きにとってペットショップで働くことは一つの夢ではないでしょうか。
大好きなペットに囲まれてお仕事ができれば、きっと毎日楽しく働くことができるでしょう。
もちろんお仕事なので良いことばかりがあるわけではないですが、それでも好きなことを軸に仕事をするのは好きじゃない仕事をするのに比べて断然魅力があります。一生に一度の人生ですし出来れば好きなことで仕事をしていきたいものですよね。
しかし、ペットショップで働くにはただ単にペット好きだからという理由で働けるほど甘くはありません。
お店によってはただペットが好きという理由だけで採用してくれるところもなくはありませんが、積極的に採用してもらうにはペットが好きという理由以外にも+αの能力が欲しいところです。
+αには色々なものがありますが、一番良いのはやはり資格を取得することでしょう。
資格を持っていることでその分野に特化したスキルの持ち主とアピールすることができるので、資格を持っていない人と比べて採用率もグッと上がります。
なので、もしペット業界及びペットショップで絶対働きたい!という思いが強い方は、是非とも資格を取得することをおすすめします。
ペットショップで働く際に有利な資格は1つだけではなく複数存在しますので、ここでは特に取得しておくと便利な資格を3つご紹介します。
ペット販売士
現状存在するペット資格の中で一番ペットショップで働くのに直結しているのはペット販売士です。
その名の通りペットの販売を専門にしたライセンスで、さまざまなペット販売に関する知識を身につけることができます。
販売といっても動物といった生き物を扱うお仕事ですので、ただ単に流通やショップ経営の知識に長けているだけでは駄目で、ペットの健康管理やしつけといった動物そのものを扱う知識も必要になってきます。
また、ペットにもさまざまな種類が存在しますので、犬種や猫種といったそれぞれの動物の特性を一通り覚えなければなりません。
このように一口にペットを販売するといっても色々な知識や技術が関わってきますので、正直言って勉強量は他のペット分野と比べても多いです。
ただ、前述したとおりにペット販売士はペットショップで働くのに直結した資格ですので、ペット販売士さえ持っておけばペットショップで働く分には十分です。
それどころか自分で開業してペットショップを運営する際にも役立てられることができますので、将来的に独立開業を考えている人もお勧めです。
ペットシッター
動物の世話をすることに長けているペットシッター資格もペットショップで働くのには有利なものです。
お店の中にいる動物たちは誰かが世話をしてあげなければならず、当然知識のない方が世話をしていてはペットの健康にも危険を晒すことになります。
健康管理が上手くいかずに大切な動物たちにもしものことがあってしまっては、売り物にならないどころか道徳的にもお店に責任が追及されることになるでしょう。
そのような事態にならないためにも、しっかりと動物の健康管理をできることが大切です。
一昔前まではペットシッターを取得する人が大半でしたが、最近はドッグシッターやキャットシッターのようにそれぞれのペットに特化した専門資格が人気です。
犬専門ショップや猫専門ショップなど特定のお店で働きたい人は、ドッグシッターやキャットシッターのような資格を取得するのがいいでしょう。
これらの資格はドッグカフェや猫カフェで働きたい人にとっても大いに役立てられます。
動物看護士
動物看護士の資格もペットシッター同様に動物の健康管理が出来る人材という点でペットショップで働くのに非常に有効です。
ペットシッター以上により具体的に健康管理に留意した勉強をしていくので、その点を踏まえればシッターよりも役立つ資格と言えるかもしれません。
ただ、動物看護士の勉強はペットスクールや通信教育会社によってはかなりの学習量を科せられるところもあります。
なので、ペットショップ以外にも動物病院で働くことにも興味があるような方以外は、まずはペット販売士資格を目指すところから始めるといいでしょう。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
日本ケンネルカレッジ