ドッグトレーナーの資格を取得できる通信講座は?

      2019/02/05

ドッグトレーナー

 

 

犬も人間と同じで、正しい教育やしつけを行わなければ素行も悪くなり品性に欠いてしまいます。

素行が悪ければ他の人に迷惑を掛けてしまう場面も多くなり、最悪の場合は他の人やペットを傷つけてしまう恐れもあります。

 

そうならないためにも愛するペットには正しい教育、つまりトレーニングが必要になります。

犬の教育に長けた人物はドッグトレーナー(犬の訓練士)と呼ばれ、ペット業界でも重要な立場にあります。

 

就職先も犬の保育園やしつけ教室だけではなく、ペットシッターやペットショップといった場所でも活躍できます。

 

ペットショップでいえば、ペット飼育の資格だけではなくドッグトレーナーの資格も所有することで、

販売されているペットにもしつけや教育がしっかりと行われていると消費者に判断され、売り上げにも繋がることだってあります。

 

また、ペット業界で働くつもりはなくても愛犬を正しくしつけられることで深い絆関係にれることから、一般の方でも資格取得を目指す方は多いです。

 

 

ドッグトレーナーの資格について

 

ドッグトレーナーの資格

 

ドッグトレーナーの資格は2016年の時点では民間資格のみになります。

民間で取得できるの資格は主に以下の通りです。

 

1.一般社団法人日本ペット技能検定協会「家庭犬トレーナー2級」「セラピードッグトレーナー」

2.一般社団法人日本キャリア教育技能検定協会(JCSA)「ドッグトレーナー」

3.日本ドッグトレーナー協会(JDTA)「ドッグトレーナーライセンス」

4.日本ペットシッター協会「認定ドッグトレーナー」

 

それぞれのライセンスは下記スクールの講座を受講する(条件を満たす)ことで取得できます。

 

1.ヒューマンアカデミー(たのまな)

2.日本ケンネルカレッジ

3.日本ドッグトレーナー協会(JDTA)

4.日本ペットシッター協会

 

ドッグトレーナー及び犬の訓練士の資格は多くの民間の団体でライセンス認定しているので、

個人的に気になるのをピックアップています。

 

1~3番に関しては通信講座のみになり、4番は通信・通学・講習会のどれかを選択して学習していきます。

 

このなかで一番本格的な技術を学ぶことができ、

プロのーとして一生活躍していきたいと思っている方は3番の日本ドッグトレーナー協会の講座をお勧めします。

 

日本ドッグトレーナー協会はプロのを育成するために設立され、

トレーナー専門の協会なのでより本格的な学習を受けられます。

 

取得可能なライセンスはA級~D級の4つあり、レベルは上からA、B、C、Dの順になります。

 

通信講座のみで取得できるのはD級のライセンスのみであり、

C級は通信講座修了後3日間のスクーリングと認定試験の受験が必須で、A級とB級はさらに協会公認のスクールに通うことが必要になります。

 

通信講座だけでも最低20万、スクールと合わせれば100万以上掛かるライセンスなので、

一流のプロを目指す方が受ける本格的スクールともいえます。

 

その他の1.2.4番が認定するライセンスは通信講座でも10万円と比較的安価に受講が可能です。

個人的に推しておきたいのはたのまなの「ドッグトレーナー講座」です。

 

ヒューマンアカデミーでは講座を無事修了しライセンスを申請すると「家庭犬トレーナー2級」、

「セラピードッグトレーナー」、「ペットロスケアアドバイザー」と1つの講座で3ライセンスも取得することが出来ます。

 

家庭犬トレーナー2級はしつけなど飼育に関するいわゆるドッグトレーナーの資格です。

 

セラピードッグトレーナーはトレーニングだけではなくペットにセラピーを実施できる「ペットの癒し専門家」と呼べるものに値します。

 

ペットロスケアアドバイザーはペットを亡くした人に対して、

相談や適切なアドバイスが行えるスペシャリスト「ペット相談のプロ」としての価値があります。

 

さらに、ヒューマンアカデミーではワンランク上のトレーナー技術を学ぶ「ドッグトレーナープロフェッショナル講座」も用意されています。

こちらは独立開業までをも視野に入れた講座であり、何と全部で8つのライセンスが取得できます。

 

トレーナーとして独立開業するならば、トレーニング知識だけではなく経営学や看護学も必要となり様々な知識が求められますが、

プロフェッショナル講座ではこれらの知識を全て網羅できます。

 

自分の目的や予算に応じて最適な講座を選ぶようにしましょう。

 

英国式トレーニングを身につけよう

 

英国式

 

ドッグトレーナーとして働くのであれば資格取得はもちろんですが、学んできた内容も同様に大切です。

いくら資格を持っていたとしても学んだ内容が仕事に役に立たないようであれば意味がないからです。

 

ドッグトレーニングで身につけておくと便利な知識なのは英国式トレーニングを学ぶことです。

 

英国式という概念がある通り、日本と英国ではドッグトレーニングのやり方は実は違うのです。

 

日本では一方的に犬に対して支配したり甘やかしたりして飴と鞭を使いこなして従順させるのが一般的です。

対して英国では一方的に育てるのではなく、人間の子どものように犬に考えさせることを前提に育てていきます。

 

一方的に教育するのと自分で考えさせて教育するのとではどっちがより賢く育つのかはみなさんももうお分かりですよね。

 

このようにトレーニングにも英国式や日本式など色々と教育手法がありますので、

今の時代に合った最適な教育方法を学んでしっかりと仕事に生かせるようにしましょう。

 

ちなみに先ほど述べたたのまなのドッグトレーナー講座は、英国式のトレーニングを学習することができます。

 

たのまな(ヒューマンアカデミー)

たのまな
通信講座でペットの資格取得を考えているならほぼ間違いないと言っていいのがヒューマンアカデミーのたのまな「ペット講座」。講座の種類は約20種と豊富にあり人気のあるトリマーや動物看護師から、キャットシッターやペットロスといった需要の高い職種までその講座は色々!初心者の方にお勧めしたい会社です。

 

日本ケンネルカレッジ

日本ケンネルカレッジはペット専門の通信教育会社であるのと同時に、動物専門学校のつくば国際ペット専門学校が運営しています。専門学校での指導経験を生かした内容が通信講座にも反映されていますので、その講座内容はお墨付き!

 

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